アルミニウム脳症・骨症と認知症の関係

 ナツメ社2006年版 薬の事典の中でアルミニウム骨症とアルミニウム脳症の項目で非常に興味深いことが述べられていました。
 まず、アルミニウム骨症は、腎不全に特有な骨の障害の一つで、アルミニウムが骨に沈着して骨軟化症的な変化を生じるものだそうです。
そして、アルミニウム脳症は、体内に取り込まれたアルミニウムが腎機能低下に伴い、腎臓から排泄できないために体内にアルミニウムが蓄積されて、 その体内に蓄積されたアルミニウムが脳に沈着するとアルミニウム脳症になるそうです。さらに、認知症の方に特有に見られる老人班にアルミニウムが溜まっていることが明らかになり、
「アルミニウムと認知症には関係があるのではないだろうか。」
という考えが医師の間で論じられているそうです。まだ、認知症の原因がアルミニウムと関係があるのかは、医学的には証明されていないようです。
 そこで看護師の視点から、
「認知症と脳のアルミニウム蓄積は関係があるのか。」
という疑問を看護師すいかあたまの経験から、
「認知症と脳のアルミニウム蓄積は関係がある。」
ことを論じていこうと思います。
 例外もありますが、一般的に認知症は60歳を超える高齢者の方に現れ始める脳の病気です。病院で働いていますと、その患者さんの普段の生活習慣を知ることが出来ます。ここで看護師すいかあたまが何を言いたいかといいますと、 認知症に興味があれば、認知症の患者さんと、認知症ではない患者さんとの生活習慣に興味を持ちながら勤務をしていくことになるということです。
祖母も認知症に悩まされていたため、孫である私は、嫌でも認知症の事を看護師になる依然から考えさせられ続けました。
認知症の家族がいる方なら、
"未だ解明されていない認知症の原因は、何なのか?"
という疑問は大きく、また、興味深い事であることの理解は容易であると思います。
私は、看護師になる前は介護職員として働いていましたので、介護職員時代から、
「いったい認知症の原因は何なのか? どうしたら予防する事ができるのか?」
という疑問を心の片隅に常において病院で働いてきました。
 祖母の認知症の一番の原因は脳梗塞でした。軽い脳梗塞を数回繰り返していくうちに徐々に認知症が重度になっていきました。老年期に発症する認知症は大きく分けてアルツハイマー型と脳血管性の認知症の2つのタイプがあると言われていますが、祖母は脳血管性の認知症です。
祖母の場合、脳血管性の認知症なので脳の器質的変化が認知症の最大の原因です。ですから、祖母の認知症は、私は脳のアルミニウムの蓄積はあまり関係ないと思いますし、アルミニウムが脳には蓄積されてはいないのではないかと考えます。 かりに、脳にアルミニウムが蓄積されていたとしても、祖母の場合は脳梗塞で右半身麻痺になり認知症も一気に重度になりましたから、認知症の一番の原因は脳梗塞による脳の器質的変化であると私は考えます。
 ナツメ社 2006年版 薬の事典にあるように、
"アルミニウム骨症は、腎不全に特有な症状の一つであり、排尿からアルミニウムを排泄することが出来なくなり、体内にアルミニウムが蓄積される。"とあります。
私の経験から、十分な水分を補給している患者様は、よくトイレに行き、排尿量も多く、健康的で100歳に近い高齢者でも認知症がない患者様が多いような気がします。もちろん、ただ単に水分補給の量が十分で排尿量が多い、というだけが、認知症になりにくい原因であるとは考えません。
認知症になりにくい患者様は、何か好きなことがあり、その好きなことを毎日続けていらっしゃるように感じます。病院でベッドで横になって寝ているばかりではなく、暇があれば、何か好きなことをされて生活されています。
結果的に何もすることがなく、だらだら昼寝ばかりされている患者様よりも覚醒時間が長く、日中の活動時間が長いので、おのずとお腹が空いたり、喉が渇いたりして、食事、水分を十分に摂取されて排泄排尿量も問題なく過ごされている患者様が多いです。
人間の体は使わないとその部分の細胞が衰えていく傾向がありますので、水分をあまり補給されない方は、水分を十分に補給されてしっかり腎臓の機能を働かせている方より腎機能が衰えるのも、早いのではないかと私は考えます。
もちろん排尿障害がある場合は、水分を補給しますと体内に水分が蓄積されて浮腫や高血圧の原因にもなりますので医師への受診をお勧めします。
  1. 腎機能が正常で尿量が十分でアルミニウムを体外に排泄できれば、アルミニウム脳症にもアルミニウム骨症にもならないのではないだろうか。
  2. アルミニウムを十分に排泄させることのできる体ならば、アルミニウムが体に溜まりにくいのではないだろうか。
  3. アルミニウムが体内に溜まりにくい体質なら、脳にも溜まりにくいのではないだろうか。
  4. アルミニウムを排泄させるためには腎機能が正常でなければならない。
  5. 十分な尿量を排泄するためには、十分な水分の摂取が必要。
  6. 高齢の方は水分の摂取量が不十分。
  7. 水分の摂取量が不十分であれば尿量が少ない。
  8. 尿量が十分でなければ、体内のアルミニウムも十分に排泄できない。
  9. 体内のアルミニウムが十分に排泄出来ないのならアルミニウム骨症、アルミニウム脳症になりやすいのではないだろうか。
  10. 高齢になり水分摂取量、尿量が少なくなるとアルミニウムを十分に体外に排出できなくなりアルミニウムが体内に蓄積されやすくなるのではないだろうか。
  11. アルミニウムが蓄積されやすい体なら、脳にもアルミニウムの割合が多いのではないだろうか。
  12. 高齢になりアルミニウムの体内濃度が上がることが、認知症になり始める原因の一つではないだろうか。
  13. 体内のアルミニウムの濃度が高い方は、認知症になりやすいのではないだろうか。
  14. 認知症の方の老人班には、アルミニウムが蓄積されている。
 腎不全になるとアルミニウムを体外に排泄することが出来なくなり、アルミニウムが体内に蓄積し始めることと、老人班にはアルミニウムが溜まっている事実、および以上の看護師すいかあたまの臨床経験から考えて、
「アルミニウムと認知症は関係がある」
と私は考えます。
2005年9月17日更新開始 2005年9月26日最終更新
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