カメの鑑賞と健康チェック
 カメの穏やかな性格とユニークな体型、美しい甲羅の模様を好きな飲み物を飲みながらじっくり観察したり、えさを食べるカメを眺める事はとても楽しいですね。 カメの特徴である甲羅は、アンティーク的な魅力も兼ねていると思います。カメは猫や犬のように撫でたり抱っこしたりしてかわいがる動物ではありませんが、 カメの芸術的な甲羅の形と模様は一種置物のような魅力を感じる事が出来ます。カメの瞳から受ける感じもそれぞれ違っていて、凛々しい目つきや、優しい目つきをしたカメなどカメにも表情がある事に気がつきます。
 リクガメを部屋の放し飼いにしていますが、好きな場所もカメそれぞれに違っています。温浴が終わり部屋に帰ると、えさを食べ始めるカメ、すぐにバスキングするカメ、 散歩が終わった後に物の片隅に隠れるカメと行動パターンもカメにより違います。
 数年前の写真と見比べると現在のほうが顔つきがしっかりしていたり、逆に写真のカメがえらく幼く見えたりとカメの成長を楽しむ事もできます。 蓋をあけるとカメが、えさをもらえるのかと必死でこちらの様子をうかがう姿をみると、えさをやるのが更に楽しくなります。 カメの鑑賞はカメ好きにはたまらない楽しみです。カメの鑑賞はカメの健康度のチェックにもなります。
 見た目も綺麗で健康なカメは、飼育に手間やお金がかかっている分、高値で売られています。 甲羅の形や模様は遺伝的素因が大きく関係しているようですが、よい遺伝子を譲りうけた個体でも粗悪な環境では綺麗な個体には成長しません。
カメの置物
  1. 顔、目じり、口もと。上がっているか、下がっているか、必要以上にくちばしが伸びていないか。
    必要であればヤスリや爪きりでカットする。
  2. 顔、頭の皮膚の模様や斑点の出具合。
    (成長するにつれて模様や斑点が現れたり消えたりする。)
  3. 甲羅の模様や斑点の出具合。
    (成長するにつれて模様や斑点が現れたり消えたりする。)
  4. 甲羅の形、歪みがなく左右対称か。
  5. キールの出具合。成長するにつれてキールが分からなくなるカメがいる。
  6. 体色は黒っぽいか白っぽいか。
    (成長するにつれて体の色が変化する。)
  7. 爪が必要以上に伸びていないか。
    長すぎれば爪きりでカットする。
  8. 甲羅全体の形、つるりと丸い、盛り上がり、左右の対称。
    紫外線の不足や与えるエサの栄養バランスの偏り、急激な成長などで変形の恐れがある。
  9. 甲羅の色と模様、艶。成長するにつれ多少変化。
    紫外線が不足すると甲羅の白色化、変形する傾向にある。
  10. えさの食いつき。いつでも食べるか、気のむいたときだけ食べるか。何でも食べるか。
    同じ品種でも各個体により好みのエサが違う。活動的な個体は、その分よく食べる傾向にある。
    偏食を避けるためには幼体の頃から色々なエサを与えるのが良いが、それでもエサに好みが出てくる。 どうしても一種類のエサしか食べない場合は、よく食べるエサに、あまり食べないエサを混ぜて与えるとよい。 最初は少量混ぜて食べるようであれば混ぜる割合を増していく。
  11. 飼い主を見ると近寄るか、逃げるか、隠れるか。慣れるにつれ近寄るようになる場合が多い。
    幼体のうちは生命の危険を守るために非常に警戒心が強く臆病で常に隠れようとするが、カメが成長するにつれ警戒心が薄れて人間に近寄るようになる。
    一般的にカメは触られる事はストレスになるので、特に幼体のうちは手にとって撫でるようなことはしないほうが良い。ある程度成長して人間を怖がらなくなったら甲羅をカリカリと掻いてやると気持ちよさそうにじっとしている個体もいる。
    カメの方から人間に近寄ってくるようになるまで、じっくりと手塩にかけて飼育する。
  12. 甲羅の長さを計測し、どれくらい成長したか確認する。
  13. 体重を量り、調子を崩して痩せて始めていないか確認する。
  14. 少しくらいの肥満は気にする必要はないが、甲羅から贅肉がはみ出すほどの肥満は、糖尿病になる恐れがあるので極端な肥満にならないよう、カメの肉付きを見ながら餌の量を調節する。
    甲羅の成長が止まり体重ばかり増加し贅肉が付いてきたら餌の量を少なくする。肥満したハラガケガメ
  15. 高めのカロリー摂取は、抵抗力が付き自然治癒力も良くなる。
  16. 飼育環境に慣れゆっくり休める場所をカメが見つけているか、場所変えしていないか。いつまでもそわそわと動き回っていないか。
    ストレスは免疫力を低下させ病気に罹患しやすくなる。
  17. 調子を崩して動きが鈍くなったり、数日間移動する事を止めたり、餌を探す事を止めたり、散歩をしなくなっていないか。
  18. 他のカメやペットとの協調性。
    (違う種類のカメでも求愛の行動をとる場合があります。同種のカメでも威嚇する行動をする場合もあります。)
  19. 四本の足でしっかりと甲羅を持ち上げ歩行しているか。足を引きずっていないか。
    長期間狭いケージで飼育したり、使用している床材がリクガメにあっていないと脚力が低下し正常に歩行できなくなる。
  20. 眼脂はないか、しっかりと目を開いているか。
    抗菌目薬が良いが初期であれば市販の目薬でもよい。
  21. リクガメの温浴は水分補給、排泄を促進、リクガメの体に付着した汚れや細菌を落としリクガメの健康を維持するのに効果的。また体温を早く上昇さることが出来るので活動時間が多くなりエサもよく食べる。 太陽光より弱い飼育下の環境で、いかにリクガメの体温を上げるかという事は大変重要。
    リクガメの温浴
  22. 食べた量に対して排泄しているか便秘になっていないか。
    便秘になると拒食や食欲低下の恐れあり。
  23. 水分を摂っているか、尿はあるか、脱水になっていないか。
    ケージ内に日陰がないと常に直射日光を浴びた状態になるため脱水になる危険性が高い。
  24. 時々尿酸を排泄しているか。
    尿酸は温浴をした時に、少し黄色がかったねばねばしたゲル状の塊を排泄するのが分かります。 個体により排泄のしかたが違っていて、毎日少しずつ尿酸を排泄している場合は尿に混じっていて確認はできないが、時々排泄している個体はゲル状の尿酸と確認できる。
    尿酸が塊となって体内に詰まっている場合がある。尿道付近を刺激してやると尿酸の大きな塊が排泄される場合があるので、温浴直後に尿酸の塊や硬い便などが尿道や肛門から出かけていたら、尾を根元から引っ張るようにして排泄を促す。
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